大手学習塾で個人情報が流出 - MT用プラグインにゼロデイ攻撃
学習塾大手の栄光ゼミナールのウェブサイトが不正アクセスを受け、説明会に申し込んだ関係者の個人情報が流出したことがわかった。

不正アクセスを受けた栄光
同学習塾を運営する栄光によれば、4月21日5時20分ごろに、コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「Movable Type」で利用している「ケータイキット for Movable Type」の脆弱性を悪用した不正アクセスを受けたという。同社が同月25日に修正プログラムを適用し、アクセスログを調べたところ、個人情報が流出していることが発覚した。
流出が判明したのは、2007年5月7日から7月16日の間に、学校別説明会にウェブサイト経由で申し込みをした生徒1340人と一部重複を含む保護者1421人分のあわせて2761人分の個人情報。氏名、住所、電話番号、性別、学校名、学年、メールアドレスなどが含まれる。
同社では、原因となったソフトウェアを削除。個人情報が含まれるデータをサーバから削除し、安全な場所へ保存した。対象となる生徒と保護者には、説明と謝罪を進めるとしている。
(Security NEXT - 2016/05/06 )
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