Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

講演会参加者の個人情報が漏洩 - 交通安全環境研究所

交通安全環境研究所は、同研究所のウェブサイトを通じて講演会などへ参加申し込みを行った関係者の個人情報が、インターネット経由で漏洩していたことを明らかにした。

8月15日から26日にかけて、2009年以降に同研究所が開催した講演会、フォーラム、シンポジウムなどにウェブサイトを介して申し込みを行った2477人分の登録情報が、インターネットにおいて閲覧可能となっていたもの。そのうち802人分について、外部からアクセスを受けていたという。

8月26日に外部からの指摘を受けて問題が判明した。同月15日にウェブサイトの改修を行った際、ファイルの書き込み作業を誤ったことで閲覧可能な状態に陥ったという。

登録されていた情報は、氏名や職業、企業または団体名、役職、電話番号、メールアドレスなどの個人情報で、シンポジウムの参加者は住所も含まれる。8月15日から26日にかけて、これらの情報がインターネットで検索可能となり、一部がアクセスされていた。

同研究所では、すべての登録情報をサーバから削除するとともに、検索エンジンのキャッシュについて削除するよう申請。削除が完了したことを確認した。不正利用などの報告は受けていないという。

(Security NEXT - 2014/09/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 会津若松市
学年全体のテスト結果を生徒がアプリ上から閲覧可能に - 大阪市
公開表計算ファイルから個人情報が閲覧可能に - 立命館APU
保健指導関連の個人情報がノーウェアランサム被害 - 千葉市
問合フォームより送信された資料が外部閲覧可能に - 充電池リサイクル団体
農業委員会の調査フォームに不備、個人情報が流出 - 大阪府
最大888社のPマーク審査関連資料が流出した可能性 - 複数ランサムの痕跡も
転職情報サイトで不具合 - 直近勤務先から登録情報が閲覧可能に
フォーム設定ミス、学園祭イベントの参加者情報が流出 - 東京医科歯科大
地域共生事業の参加申込フォームに不備、個人情報が流出 - 鎌倉市