Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

企業年金基金の加入者情報を誤抽出、別の基金に提供 - 住友信託銀

住友信託銀行は、管理を受託している企業年金基金の加入者および退職者の個人情報を、誤って関係ない別の企業年金基金やコンサルティング担当の金融機関に提供したことを明らかにした。

6月30日、同行が管理する企業年金基金からデータ提供の依頼を受けた際に、データを抽出、提供したが、誤って基金の契約番号が類似している別の基金に関するデータを抽出してしまったという。基金の加入者や退職者約1万4000人の氏名、加入者番号、生年月日、性別、入社年月日など含まれる。

同行では同日中に、誤提供されたデータの削除を依頼。対象となる基金や加入者に対し、報告や謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2010/07/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

メンテナンス中に本人確認資料画像データを誤消去 - 琉球銀
淀川河川公園施設予約サイトのテストサーバで不正通信 - 個人情報流出か
個人情報含むファイルを誤ってメールに添付 - 北海道銀
合併金融機関との口座番号対照表を紛失 - 武蔵野銀
個情委、公金受取口座の誤登録問題でデジタル庁に行政指導
配当金計算書で封入ミスが発生した可能性 - THK
顧客情報記載の伝票を紛失、誤廃棄の可能性 - 佐賀銀
不妊治療費助成申請書など紛失、助成金支給が遅延 - 大阪市
従業員が顧客データベースを私的利用 - 北都銀
情報共有の対象外データを提携銀行へ送信 - ちばぎん証券