Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「XenMobile Server」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開

Citrix Systemsの「XenMobile Server」に深刻な脆弱性が明らかとなった。

同製品は、モバイルデバイスの管理やアプリケーションの管理機能を提供するソリューション。クラウドサービスとしては「Citrix Endpoint Management(CEM)」として展開されている。

同ソフトウェアに5件の脆弱性「CVE-2020-8208」「CVE-2020-8209」「CVE-2020-8210」「CVE-2020-8211」「CVE-2020-8212」が明らかとなったもの。

バージョンによって影響を受ける脆弱性は異なるが、重要度が「クリティカル(Critical)」とされる複数の脆弱性や「中(medium)」「低(Low)」の脆弱性が含まれる。

同社では脆弱性を修正した「同10.12 RP3」「同10.11 RP6」「同10.10 RP6」「同10.9 RP5」をリリース。脆弱性の公表を受けて、JPCERTコーディネーションセンターなどからも注意が呼びかけられている。

(Security NEXT - 2020/08/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「GitLab」のアカウント乗っ取る脆弱性、悪用が発生 - 米当局が注意喚起
開発言語「R」のデシリアライズ処理に脆弱性 - 修正版へ更新を
QNAP製NASやアドオンに脆弱性 - 旧アドバイザリも更新、影響大きい脆弱性を追加
「SonicWall GMS」に認証回避など複数の脆弱性 - アップデートが公開
4月のMS月例パッチで修正された脆弱性が攻撃の標的に - 米当局が注意喚起
Google、脆弱性2件を修正した「Chrome」のアップデートを公開
「ArubaOS」に深刻な脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ
AIアプリの構築に活用される「BentoML」に深刻な脆弱性
「WooCommerce」向けのカスタムフィールド追加プラグインにRCE脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 重要度「クリティカル」の脆弱性を解消