Windows向け「VMware Horizon Client」に脆弱性 - 権限昇格のおそれ
「VMware Horizon Client for Windows」に脆弱性が含まれていることがわかった。VMwareではアップデートをリリースしている。
同社によれば、権限の昇格が生じる脆弱性「CVE-2020-3961」が明らかとなったもの。脆弱性を悪用することで、ローカルのユーザーが任意のユーザーとしてコマンドを実行できるという。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3」において脆弱性のベーススコアは「8.4」、重要度は4段階中2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングされている。
同社は脆弱性を修正した「同5.4.3」をリリース。利用者へアップデートを呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/06/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
「ManageEngine Analytics Plus」にSQLi脆弱性 - 8月の更新で修正済み
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
「MS Edge」のアップデート、脆弱性5件を修正
MS、11月の月例修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
「Chrome」のスクリプトエンジン「V8」に脆弱性 - 修正版を公開
