「IBM ServeRAID Manager」にRCE脆弱性 - サポートはすでに終了
「IBM ServeRAID Manager」に任意のコードを実行されるおそれがある脆弱性が含まれているとしてセキュリティ機関では注意を呼びかけている。
すでに同製品のサポートが終了しており、「Java Runtime Environment(JRE)」の脆弱性「CVE-2011-3556」が存在する「Java SE 1.4.2」が実装されていることから、リモートよりコードを実行されるおそれがあるとして、セキュリティ機関が注意喚起を行ったもの。
デフォルト設定で「Java Remote Method Invocation(RMI)」が外部よりアクセス可能となっており、脆弱性を悪用されてリモートより第三者によってコードを実行されるおそれがある。特に「Windows」では高い権限で動作しているため、より大きな影響をおよぼす可能性があるという。
「同9.30-17006」および以前のバージョンは、すでにサポートが終了しており、修正版が提供される見込みはない。こうした状況を受け、セキュリティ機関では、外部からのアクセスを制限するなど、緩和策を紹介し、注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/02/14 )
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