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「個人データを情報銀行へ預けてもよい」55% - 情報漏洩や悪用に懸念も

情報銀行へ預けたデータを企業が利用する場合、希望する対価としては、「お金」が65%で最多。「ポイント(16%)」「商品券(11%)」が続いた。「企業の商品、サービス」は3%と少ない。「対価を求めない」との回答も2%あった。

一方、同アンケートでは、個人データを情報銀行へ預けるにあたる懸念については、「情報漏洩」「情報が犯罪に利用される」といったコメントが寄せられた。

政府の情報通信審議会が進める情報銀行の政策については、「反対」が51%で「賛成」が15%と、「反対」が過半数を超えた。情報銀行へ預けてもよいとの回答が半数を超える一方で政府が進める政策への賛同は2割に満たなかった。

情報銀行に関する意識調査はジャストシステムなども実施し、結果を取りまとめている

(Security NEXT - 2020/01/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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