Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

情報銀行向けプラットフォームで実証実験 - NTTデータ

NTTデータは、パーソナルデータを活用する「情報銀行」向けプラットフォームの実証実験を開始した。

同実証実験では、パーソナルデータの活用に関する同意や認証、認可、流通履歴などの機能を提供するプラットフォームを構築。実際のパーソナルデータを使用して課題の抽出と解決方法の検討を行う。

具体的には、一般のモニター500人が参加し、氏名や住所、生年月日、性別などのパーソナルデータを、ウェブ上の仮想パーソナルデータストアに登録。

その後、企業のサービス利用申請や、パーソナルデータの連携に対する同意、情報更新手続きなどを体験し、画面の視認性や連携における利便性、操作性、情報銀行に対する信頼性などを調査する。

実施期間は3月26日まで。結果をもとにサービスの改善を行い、2019年度中を目標に同プラットフォームの運用開始を目指すとしている。

(Security NEXT - 2019/02/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

パーソナルデータ、4割弱が利用目的に関わらず「提供したくない」
情報銀行へのデータ提供、7割超が位置情報NG - 「規約すべて読み同意」8%
情報銀行認定で初の「通常認定」
地域向け情報銀行サービスの実証を開始 - 中部電力
「個人データを情報銀行へ預けてもよい」55% - 情報漏洩や悪用に懸念も
「情報銀行への個人情報提供に抵抗感」4割超
国内初となる「情報銀行」の「P認定」 - 三井住友信託銀など2社
10社が参加、情報銀行の実証実験を開始
中部電とDNP、「地域型情報銀行」の実証事業を開始
日立ら、情報銀行に向けて実証実験 - 従業員200人のデータ活用