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「情報銀行への個人情報提供に抵抗感」4割超

約3割がいわゆる「情報銀行」を認知しており、そのうち43.2%が個人情報の提供に抵抗を感じていることがわかった。

ジャストシステムが、インターネットを活用したリサーチサービス「Fastask」を利用して11月26日から同月30日にかけて登録モニターに対して意識調査を実施、結果を取りまとめたもの。17歳から69歳の男女1024人が回答した。

個人から信託された行動履歴や購買履歴などのパーソナルデータを、企業が管理、運用する情報銀行の利用率について調べたところ、7.2%が「利用している」と回答した。

利用していないが、ほかの人に説明できる程度に知っている(5.8%)」「利用しておらず、ほかの人に説明できるほどではないが、知っている(18.5%)」をあわせると、31.5%の回答者が情報銀行を認知している。

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情報銀行の利用状況(グラフ:ジャストシステム)

(Security NEXT - 2019/12/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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