資産管理製品「LanScope」に権限昇格の脆弱性
エムオーテックスのIT資産管理製品「LanScope Cat」「LanScope An」に権限の昇格が生じる脆弱性が明らかとなった。
両製品において、権限昇格の脆弱性「CVE-2019-6026」が明らかとなったもの。ローカルユーザーによってシステム管理者権限を取得され、任意のコードを実行されるおそれがある。共通脆弱性評価システムであるCVSSv3のスコアは「7.8」。
同脆弱性は、尾花悦正氏やSecureworks Japanの白石三晃氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。
エムオーテックスでは、「LanScope Cat」「LanScope An」向けに脆弱性を修正したアップデートをリリース。利用者へ対応を呼びかけている。
(Security NEXT - 2019/12/02 )
ツイート
PR
関連記事
SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
「ManageEngine Analytics Plus」にSQLi脆弱性 - 8月の更新で修正済み
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
ビデオ会議サービスのZoom、脆弱性9件を公表
「MS Edge」のアップデート、脆弱性5件を修正
MS、11月の月例修正パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性にも対応
「Chrome」のスクリプトエンジン「V8」に脆弱性 - 修正版を公開
