Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

IoTのセキュリティ対策をトータルに支援するサービス - 富士通SSL

富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは、IoT機器のセキュリティ対策を開発から運用までトータルに支援する「IoTセキュリティサービス」を提供開始した。

同サービスでは、IoTシステム全体のセキュリティ対策を実現する「IoTセキュリティマップ」を策定した上で、IoTデバイスのセキュリティ対策を開発から運用まで支援する。

具体的には、「アセスメント」「コンサルティング」「導入支援」「診断」の4分野についてサービスを提供。「アセスメントサービス」では、準拠すべき法令や規定、ガイドラインへの対応状況をヒアリングし、問題点の洗い出しと対策を支援する。

「コンサルティングサービス」では、品質保証に関するガイドラインに対して、セキュリティの観点からアドバイス。「導入支援サービス」では、外部攻撃などのリスクを踏まえたIoT向けセキュリティ対策製品の導入をサポートする。

「診断サービス」は、実際の機器を対象に実施。モバイル回線、保守用ポートなど各種インタフェースで実施。ハードウェアレベルの情報から機密情報が搾取可能であるかテストを実施する。

同社では、サービスの提供を通じて2021年度末までに3億円の売り上げを目指すという。

(Security NEXT - 2019/10/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

個人情報含む民生台帳が所在不明に - 鹿島市
カーシェア利用者情報に不正アクセス - 開発引継時に不備
1年で不正サイトへのアクセス7億件をブロック - 前年から4割増
政府や独法関係者対象にCTFコンテスト「NISC-CTF」を開催
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性4件を解消
「電気料金未払い」と不安煽りクレカ情報だまし取るフィッシング
修学旅行中に教諭が生徒名簿を紛失 - 長岡市の中学校
「WebAssembly」のランタイム「Wasmi」に脆弱性
「サイバーセキュリティお助け隊サービス」に新サービス類型
フィッシング報告が前月比約35%減 - 悪用URLは約23%増