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北朝鮮関与「HIDDEN COBRA」のツールに新亜種 - 米政府が情報公開

米国土安全保障省(DHS)のサイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、北朝鮮が関与するとされる攻撃グループ「HIDDEN COBRA」が用いたマルウェア「ELECTRICFISH」に関するあらたな解析レポートを公開した。

「ELECTRICFISH」は、カスタムプロトコルによってプロクシを介したIP間の通信をトネリングするためのツール。通信の隠ぺいなどに用いられるおそれがある。

同省では、これまでも5月に北朝鮮が関与するとされる攻撃グループ「HIDDEN COBRA」が用いたマルウェアとして「ELECTRICFISH」の解析結果を公表、注意喚起を行ってきたが、あらたな亜種が確認された。

新亜種については、同省や米連邦捜査局(FBI)、米国防総省(DoD)で分析を実施。「マルウェア解析レポート(MAR)」として取りまとめ、通信先やハッシュ値など含む対処方法や緩和策などを示した。

同マルウェアに関する「IoC(Indicators of Compromise)」などの詳細については、脅威情報構造化記述形式である「STIX形式」でも入手することができる。

(Security NEXT - 2019/09/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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