Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS、月例パッチで脆弱性93件に対処 - 盆休み重なる更新に注意を

マイクロソフトは、8月の月例セキュリティ更新を公開した。CVEベースで93件の脆弱性に対処している。

20190814_ms_001.jpg
マイクロソフトによるリリースノート(一部)

今回のアップデートは「Windows」をはじめ、同社ブラウザの「Internet Explorer」「Microsoft Edge」や「ChakraCore」「Office」の脆弱性へ対応したアップデート。

「Active Directory」「Microsoft Dynamics」「Azure DevOps」「Visual Studio」「Online Services」などの脆弱性も修正している。

脆弱性の最大深刻度は、4段階中もっとも高い「緊急」とされる脆弱性が29件。次いで深刻度が高い「重要」が64件。「緊急」とレーティングされた脆弱性は、前月の15件と比較すると2倍近くに増加している。

(Security NEXT - 2019/08/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「GarageBand」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を修正
「JSONata」にプロトライプ汚染の脆弱性 - アップデートにて修正
「WordPress」向けのマルウェア対策やWAFプラグインに脆弱性 - 公開中止に
Cisco、「IOS XR」に関するセキュリティアドバイザリ7件を公開
「Apache Tomcat」に脆弱性、2月の更新で修正済み - 「同8.5」系統は3月末にEOL
Palo Altoの「PAN-OS」や「GlobalProtect App」に脆弱性
バックアップ製品「Arcserve UDP」に脆弱性 - 影響大きくPoCも公開
ファイル転送製品「FileCatalyst」に深刻な脆弱性 - 2023年8月の更新で修正
SonicWallの「SonicOS」やメールセキュリティ製品に脆弱性
ビデオ会議サービス「Zoom Rooms」に複数の脆弱性