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元教員メルアカがフィッシングの踏み台に - 札幌医科大

札幌医科大学は、元教員のメールアカウントが不正アクセスを受け、フィッシングメール送信の踏み台に悪用されたことを明らかにした。

同大によれば、2006年度に退職した元教員のメールアカウントが不正アクセスを受け、6月23日朝から24日朝にかけて、学内外に対し約8000件のフィッシングメールが送信されたもの。

送信されたフィッシングメールは、同大関係者を装い、アカウントのアップグレードを指示する内容だったという。

同大は、今回の不正アクセスについて、同大以外の他サービスから流出したパスワードを用いてアクセスされた可能性が高いと説明。

すでに不正アクセスを受けたアカウントのパスワードを変更しており、その後フィッシングメールの送信は停止したとしている。

(Security NEXT - 2019/06/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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