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イオングループの金融サービスで不正ログイン、不正利用発生 - 電話番号改ざんして決済アプリ認証

また暮らしのマネーサイトにイオン銀行の口座を登録している会員は、口座番号の上4桁、預金残高、支店名、契約者ID上5桁なども含まれる。

さらに一部会員は、ログイン後に登録されている電話番号が改ざんされ、スマートフォン決済アプリの登録、認証に使用された。会員708人においてカードが不正に利用され、2204万4816円の被害が発生したという。

両社は今回の不正アクセスについて、攻撃者が同社以外で入手したアカウント情報を用いた「パスワードリスト攻撃」であると説明。

不正アクセスの発信に利用されたIPアドレスからの通信を遮断。また、不正ログインされた会員のアカウントを停止して個別に連絡を行っている。

(Security NEXT - 2019/06/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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