「Adobe Flash Player」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開
Adobe Systemsが提供する「Adobe Flash Player」に深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートが提供されている。
アップデートをリリースしたAdobe Systems。適用優先度は「2」となっている
解放後のメモリへアクセスする「Use After Free」の脆弱性「CVE-2019-7845」が明らかとなったもの。悪用されると任意のコードを実行されるおそれがある。
脆弱性の重要度は、3段階中もっとも高い「クリティカルU(Critical)」。脆弱性の悪用は確認されていない。
同社は、各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせ、「Windows」や「macOS」「Linux」およびブラウザ同梱版の最新版として「同32.0.0.207」をリリース。
「Linux」以外に関しては適用優先度を3段階中2番目にあたる「2」とレーティングし、30日以内を目安にアップデートを呼びかけている。「Linux」に関しては3番目にあたる「3」としており、任意のタイミングでアップデートを実施するよう求めた。
(Security NEXT - 2019/06/12 )
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