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マルチベクトル型DDoS攻撃へ動的に対応する新機能 - A10

A10ネットワークスは、DDoS攻撃対策アプライアンス「A10 Thunder TPSシリーズ」にマルチベクトル型の攻撃へ動的に対応する新機能を追加した。

今回追加した「ZAP(Zero-day Automated Protection)機能」は、複数の手法を組みあわせたマルチベクトル型のDDoS攻撃を識別し、手動で操作することなく緩和処理を自動的に実施するもの。

同機能では、機械学習により動的に攻撃パターンを認識。異常な振る舞いを識別して攻撃を緩和するヒューリスティック分析を活用。同社の5段階の適応型緩和ポリシーエンジンと連携して動作する。

ハードウェアとして「SPE(Security and Policy Engine)」を搭載する「A10 Thunder TPSシリーズ」では、最大10万までのZAPポリシーをラインレートで処理することが可能で、それ以上のポリシーを設定した場合もソフトウェアで処理できる。

(Security NEXT - 2019/06/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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