感染は「Emotet」亜種、メール経由で - 多摩北部医療センター
多摩北部医療センターの医師が利用するメールアカウントが不正アクセスを受けた問題で、医師が利用する業務用端末のマルウェア感染が原因であることが判明した。
当初、医師が利用する業務用端末や私用端末についてマルウェア感染の疑いが出ていたが、東京都保健医療公社によれば、その後の調査で医師が利用する業務用端末でメールの添付ファイルを開いたことにより、マルウェアに感染していたことが判明したという。
5月1日に受信したメールの添付ファイルを開封。「Emotet」の亜種と見られるマルウェアに感染した。マルウェアにより、端末のメールボックスに対するアクセスの痕跡が確認された。
窃取された情報は外部へ流出したと見られるが、暗号化されており、流出範囲の特定はできないという。メールボックスには患者情報が含まれる24件のメールが保存されていた。
(Security NEXT - 2019/06/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年9月7日〜2025年9月13日)
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消