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ESETにEDR製品が追加 - クラウド型サンドボックスも提供

一方、「ESET Dynamic Threat Defense」は、クラウド上でファイルを解析し、マルウェアを検出するサービス。

サンプルとの比較や異常分析を実施。サンドボックスによる振る舞い分析を行うとしているが、言語環境やファイルタイプに依存せず検査が可能だとしている。検出した理由など「ESET Security Management Center」より確認することができる。

250ライセンスを購入した場合、「ESET Enterprise Inspector」の年額利用料は1ライセンスあたり3067円。「ESET Dynamic Threat Defense」は年額1641円。

同社では、年内を目処に検出ルールのチューニングやレポートの提供、インシデント対応など、EDR運用サービスを開始する予定。また2020年にはマネージドサービスを展開し、2021年に売上100億円を目指すとしている。

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「ESET Dynamic Threat Defense」の流れ(画像:キヤノンMJ)

(Security NEXT - 2019/04/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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