Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

開発途中の情報サイトが閲覧可能に、個人情報も - 滋賀県

滋賀県琵琶湖環境科学研究センター(琵環センター)の開発段階にあるウェブサイトが、意図せずインターネット上で閲覧できる状態となっていたことがわかった。個人情報も含まれるという。

同県では、同センターが収集した水質データや文献、研究データに関するデータベース「新環境情報システム」を提供すべく、3月中の完成に向けてウェブサイトの開発を進めていたが、意図せず外部に公開されていることが明らかとなったもの。

2月28日にメールで問い合わせがあり、問題が発覚。2018年12月11日から2019年3月4日にかけてインターネット経由で誰でもアクセスできる状態となり、検索サイトなどにも登録されていたという。

同サイトは同県委託先の藤野商事から再委託を受けた2事業者が作成。2019年1月よりデータのアップロードを開始し、画面構成や検索機能の確認作業を進めていたが、適切にアクセス制限が行われていなかったという。

(Security NEXT - 2019/03/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

クラウド保存した進路アンケートが生徒からも閲覧可能に - 都立中等学校
イベント申込フォームで設定ミス、個人情報が閲覧可能に - 会津若松市
学年全体のテスト結果を生徒がアプリ上から閲覧可能に - 大阪市
公開表計算ファイルから個人情報が閲覧可能に - 立命館APU
保健指導関連の個人情報がノーウェアランサム被害 - 千葉市
問合フォームより送信された資料が外部閲覧可能に - 充電池リサイクル団体
農業委員会の調査フォームに不備、個人情報が流出 - 大阪府
最大888社のPマーク審査関連資料が流出した可能性 - 複数ランサムの痕跡も
転職情報サイトで不具合 - 直近勤務先から登録情報が閲覧可能に
フォーム設定ミス、学園祭イベントの参加者情報が流出 - 東京医科歯科大