Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Cisco ASAソフトウェア」に権限昇格のおそれ - アップデートが公開

Cisco Systemsのセキュリティアプライアンス「Cisco Adaptive Security Appliance(ASA)」のソフトウェアに権限昇格の脆弱性が含まれていることがわかった。

ウェブ管理機能を有効化したCisco ASAソフトウェアにおいて、権限の昇格が生じる脆弱性「CVE-2018-15465」が明らかとなったもの。重要度は4段階中2番目にあたる「高(High)」。

ユーザー認証に問題があり、本来権限がない利用者によって設定ファイルを取得されたり、機器に対してソフトウェアイメージのアップロードや置き換えが可能になるという。

同社では、脆弱性へ対処したアップデートを用意。利用者に対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/12/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供
「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - アップデートを公開