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NEC製ルータ「Aterm」シリーズ2機種に複数脆弱性

NECプラットフォームズが提供する無線LAN対応ルータ「Aterm WF1200CR」「Aterm WG1200CR」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートがリリースされている。

OSコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2018-16195」「CVE-2018-16194」や、情報漏洩の脆弱性「CVE-2018-16192」、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2018-16193」が明らかになったもの。

同脆弱性は、サイバーディフェンス研究所の永岡悟氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

NECプラットフォームズでは、両製品向けに脆弱性を解消したファームウェア「バージョン1.2.1」をリリース。利用者へアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/12/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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