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「Chrome 71.0.3578.98」がリリース、UAFの脆弱性を解消

「Chrome」の開発チームは、「Windows」や「macOS」「Linux」向けに最新版となる「同71.0.3578.98」をリリースした。

同アップデートでは、解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2018-17481」へ対応した。

同脆弱性は、外部より報告を受けていたもので「Chrome 70」で対処したが、追加の修正があり、今回のアップデートで再び対応したという。脆弱性の重要度は、4段階の評価において上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。

(Security NEXT - 2018/12/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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