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フィッシング攻撃が小規模化、誘導先を次々変化 - 対策製品がまにあわないケースも

10月にフィッシング対策協議会へ寄せられたフィッシングの報告件数は、前月から11.6%減となる1100件だった。

同協議会によれば、10月のフィッシングの報告件数は1100件。前月の1244件を144件下回った。5月から5か月連続で報告数が減少している。

3月以降は2000件前後で推移し、5月には2701件に達したが、その後は減少傾向が続いている。

一方、フィッシング攻撃に悪用されたURLは885件。前月を39件上回った。6月以降、800件から1000件のレンジで推移している。悪用されたブランド件数は31件で、前月から3件減少した。

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(Security NEXT - 2018/11/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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