Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

セキュリティアップデート「Firefox 62.0.3」がリリース - 深刻な脆弱性2件を修正

Mozilla Foundationは、「Firefox 62.0.3」「Firefox ESR 60.2.2」をリリースした。2件の深刻な脆弱性を解消している。

今回のアップデートでは、「JavaScript」の処理で型の取り違えが生じ、メモリの読み書きが可能となる脆弱性「CVE-2018-12386」を修正。悪用されるとリモートよりコードを実行されるおそれがある。

また「JavaScript」の「JITコンパイラ」のポインタに関する脆弱性「CVE-2018-12387」へ対処した。いずれも脆弱性の重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

(Security NEXT - 2018/10/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施
Node.js向けMySQLクライアント「MySQL2」に脆弱性
「GitLab」に複数脆弱性 - セキュリティパッチをリリース
国家関与のサイバー攻撃「ArcaneDoor」 - 初期侵入経路は不明、複数ゼロデイ脆弱性を悪用
「PAN-OS」の脆弱性侵害、段階ごとの対策を説明 - Palo Alto
国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
バッファロー製ルータに脆弱性 - パスワード取得、コマンド実行のおそれ
米政府、悪用が確認された脆弱性3件について注意喚起
「Cisco ASA」「FTD」に複数脆弱性 - ゼロデイ攻撃も発生
「Chrome」にアップデート - 「クリティカル」の脆弱性などを解消