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「W杯」便乗のサイバー攻撃に注意を - 選手の検索結果に危険が潜む場合も

気になる選手の名前を検索エンジンで検索する場合も気を抜けない。検索結果から悪意あるサイトへ誘導されるケースもあるためだ。

前回のワールドカップにおいて、もっとも検索結果が危険だとされたクリスティアーノロナウド選手の場合、検索結果の3.8%が、マルウェアやスパム、フィッシングなどの危険が潜むサイトだった。

またリオネルメッシ選手は3.7%、日本人選手で最もリスクが高かった香川真司選手は、検索結果の1.6%が危険なサイトだったという。スクリーンセーバーのダウンロードや、動画配信を装っているケースも多く、「無料ダウンロード」といった文言で誘導することも多い。

またサッカーゲームのライセンスコードを作成できるなどとだますアドウェア「ADW_INSTALLREX」も、検索エンジン上で拡散が確認されている。

(Security NEXT - 2018/06/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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