Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

横河電機のPLC計装システム「STARDOMコントローラ」に脆弱性

横河電機のPLC計装システム「STARDOMコントローラ」に認証情報がハードコードされている脆弱性が判明した。同社やセキュリティ機関では注意を呼びかけている。

「FCJ」「FCN-100」「FCN-RTU」「FCN-500」において、「アカウントID」や「パスワード」がハードコードされている脆弱性「CVE-2018-10592」が判明したもの。

同製品へアクセス可能な第三者が脆弱性を悪用することによりログインが可能となり、ログイン後には任意のコマンドを実行されるおそれがある。

同社では、脆弱性を修正した「FCJ R4.10」「FCN R4.10」をリリース。更新内容を確認し、総合的に判断した上でアップデートを検討するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/06/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
NoSQLデータベース「Redis」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
IBMのデータ変換プラットフォームに深刻な脆弱性 - 修正版を提供
「Nagios Log Server」に複数脆弱性 - 3月の更新で修正
米当局、「Zimbra」の脆弱性に注意喚起 - 軍関係狙うゼロデイ攻撃も
「NVIDIA GPUディスプレイドライバ」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Kibana」に複数のXSS脆弱性 - 「CrowdStrike」との連携ツールにも
「GitLab」にアップデート - 脆弱性4件を解消
米当局、「Grafana」の既知脆弱性に対する攻撃に注意喚起
ファイアウォール基盤「PAN-OS」に判明した脆弱性2件を修正 - Palo Alto