Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Linux版「VMware Horizon Client」に脆弱性 - 特権昇格のおそれ

VMwareは、「VMware Horizon Client for Linux」に権限昇格の脆弱性が見つかったとしてアップデートをリリースした。

Linux向けに提供している「VMware Horizon Client」において、権限昇格の脆弱性「CVE-2018-6964」が明らかになったもの。重要度は「重要(Important)」。

「SUIDバイナリ」の処理に起因する脆弱性で、脆弱性が悪用されると、同製品がインストールされている端末上で権限を持たないユーザーが、root権限に昇格するおそれがあるという。

同社では、同脆弱性の問題に対処した「同4.8.0」をリリース。アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/06/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Airflow」に脆弱性 - 接続情報が漏洩するおそれ
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
Fortraのファイル転送ソフト「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「SolarWinds WHD」に深刻な脆弱性 - 過去の修正をバイパス
「Chrome」にアップデート - 「V8」に関する脆弱性3件を修正
「MS Edge」の脆弱性3件を修正 - 一部「クリティカル」との評価も
GitLabがセキュリティアップデート - 脆弱性9件を修正