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6割強が「個人情報の保護を怠る企業からは購入しない」

消費者の6割以上が、個人情報保護にルーズな企業からの購入を避けるとする調査結果が明らかとなった。また65%は、「そのような企業に関し、否定的なコメントをネットに投稿する」と回答したという。

米Veritas Technologiesがグローバルを対象に調査を実施し、結果を取りまとめたもの。同調査は、2018年3月から4月にかけて欧州、北米、オーストラリア、ブラジル、UAE、シンガポール、中国、韓国、日本を含む14カ国の成人1万2500人を対象にインタビューを実施。国内からは1000人が回答した。

国内では63.4%が「個人データの保護を怠る企業から購入するのをやめる」と考えており、40.2%は「そのブランドへのロイヤリティを捨て、競合他社への変更を検討する」と答えた。グローバルを見てもこれら設問に対してそれぞれ62%、48%となり、同様の傾向が見られた。

個人データの保護を怠った企業について、全体の81%が「購入を友人や家族にやめるよう伝える」としており、「企業を規制当局に通報する(74%)」「否定的なコメントをオンラインで投稿する(65%)」といった回答も目立つ。

(Security NEXT - 2018/05/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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