VMwareの「vRealize Automation」に2件の脆弱性
VMwareは、「vRealize Automation」に複数の脆弱性が含まれているとして、アップデートをリリースした。
同製品において、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2018-6958」や、セッションIDの処理に問題があり、ユーザーのセッションがハイジャックされるおそれがある「CVE-2018-6959」が判明したもの。
脆弱性の重要度は、「CVE-2018-6958」が4段階中上から2番目にあたる「重要(Important)」、「CVE-2018-6959」は1段階低い「中(Moderate)」とレーティングしている。
同社は「同7.3.x」「同7.2.x」「同7.1.x」「7.0.x」に影響があるとし、「CVE-2018-6958」のアップデートとして「同7.3.1」をリリース。「CVE-2018-6959」に対しては「同7.4.0」で対応した。「同6.2」に関してはいずれも影響を受けないとしている。

CVE-2018-6958の対応状況(表:VMware)
(Security NEXT - 2018/04/13 )
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