Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メールフォーム用CGIにコマンドインジェクションの脆弱性

futomiが提供するCGIプログラム「MP Form Mail CGI eCommerce版」に「OSコマンドインジェクション」の脆弱性が含まれていることが判明した。脆弱性を解消したアップデートが提供されている。

同製品は、ウェブフォームよりメールを送信するためのCGIプログラム。脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同2.0.13」およびそれ以前のバージョンに任意のOSコマンドが実行可能となる脆弱性「CVE-2018-0514」が明らかとなったという。

同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの一ノ瀬太樹氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。開発元より脆弱性を修正したアップデートが提供されている。

(Security NEXT - 2018/02/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
QNAP、アドバイザリ9件を公開 - 複数脆弱性を修正
アプリ生成「Lovable」に脆弱性 - 生成プロジェクトに影響
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
バックアップストレージ用ソフト「HPE StoreOnce」に複数脆弱性
「Roundcube」脆弱性、詳細やPoCが公開予定 - 早急に対応を
Auth0の複数SDKに脆弱性 - 細工Cookieでコード実行のおそれ
米CISA、「Chromium」脆弱性の悪用に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消