脆弱性解消した「Apache Tomcat 8.0.47」「同7.0.82」がリリース
「Apache Tomcat」に、リモートよりコードを実行されるおそれがあるゼロデイ脆弱性「CVE-2017-12617」が明らかとなった問題で、開発チームは「同8.0.47」「同7.0.82」をリリースした。
「CVE-2017-12617」は、「readonly」を無効化し、HTTPの「PUTメソッド」を受け入れる設定の場合に、リモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性。
「同9」「同8.5」「同8」「同7」いずれも影響を受けるとしており、開発チームでは「同9.0.1」「同8.5.23」を先行してリリースしていたが、「同8.0.47」「同7.0.82」についても公開。各バージョンにおけるアップデートが出揃った。
同脆弱性に関しては、JPCERTコーディネーションセンターにより悪用可能であることが確認されており、注意が呼びかけられている。
(Security NEXT - 2017/10/05 )
ツイート
PR
関連記事
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
NoSQLデータベース「Redis」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
IBMのデータ変換プラットフォームに深刻な脆弱性 - 修正版を提供
「Nagios Log Server」に複数脆弱性 - 3月の更新で修正
米当局、「Zimbra」の脆弱性に注意喚起 - 軍関係狙うゼロデイ攻撃も
「NVIDIA GPUディスプレイドライバ」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Kibana」に複数のXSS脆弱性 - 「CrowdStrike」との連携ツールにも
「GitLab」にアップデート - 脆弱性4件を解消
米当局、「Grafana」の既知脆弱性に対する攻撃に注意喚起
ファイアウォール基盤「PAN-OS」に判明した脆弱性2件を修正 - Palo Alto