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ルネサス、車載システム向けに仮想環境を提供 - セキュリティ対策パッケージも

ルネサスエレクトロニクスは、コネクテッドカー向けのセキュリティ対策として、仮想化技術を活用したソフトウェアパッケージを提供開始する。

同製品は、同社の車載コンピューティングプラットフォーム「R-Car」において仮想化環境を導入できるソフトウェアパッケージ。単一のシステム上へ複数のOSを同時に搭載することが可能。

ネットワーク経由の攻撃対策や、故障を検知して警告する機能など、コネクテッドカーにおけるセキュリティ上の要求に対して仮想化技術により対応するという。

組み込み向けハイパーバイザとして、手はじめに「INTEGRITY Multivisor」を提供。各アプリケーションに適したゲストOSとして、「RTOS(Real Time OS)」や「Linux」「Android」を搭載でき、個別のハードウェアで動作させた時と比較しても性能の劣化は少ないとしている。

一方セキュリティ面では、セキュアブートやセキュリティレベルの管理機能、プログラムの実行環境などの各種ソフトウェアを提供。車両をディーラーに持ち込まずにソフトやOSのアップデートできる機能なども用意するとしている。

また今後同社では、システム構成や要求に応じたセキュリティ用ソフトウェアを順次提供していく予定。

(Security NEXT - 2017/04/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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