Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「記者会見」の印象をAIで解析する産学連携プロジェクト - 謝罪会見など分析

プラップジャパンは、記者会見やアナリスト向け説明会の印象を人口知能(AI)により解析、数値化する研究を4月30日まで実施する。

同研究は、メディアトレーニングに関するノウハウを持つ同社と、プレゼンテーションの解析や「印象」「魅力」に関する研究を行う東京大学大学院情報理工学系研究科の山崎研究室と共同で実施するもの。

記者会見の文章や音声、映像などを人工知能を用いて解析、深層学習を行い、与える印象について定性、定量の両面から客観的に評価できるシステムの開発を進める。研究にあたり、新製品や人事、決算発表、経営戦略のほか、謝罪や釈明、緊急会見など、数千件にわたる音声や映像データを用いて解析を行うという。

同システムの開発により、実際に会見を行う前の予行演習において、会見の成否について事前に予測でき、人工知能に提示された課題をメディアトレーニングで修正することで、実際の会見時の対応力が向上が図れるとしている。

(Security NEXT - 2016/12/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

知財センターのセミナー案内メールで送信ミス - 山口大
ランサム被害でシステム障害、生産に大きな影響なし - 美濃工業
顧客リストを訪問先に置き忘れ、匿名の指摘で発覚 - 常陽銀
「Unity」ランタイムに脆弱性 - 利用アプリは要再ビルド
帳票を箱ごと紛失、本部保管移行時に判明 - 群馬銀
国勢調査で対象世帯一覧を紛失、一部未発見 - 名護市
IBMのデータ変換プラットフォームに深刻な脆弱性 - 修正版を提供
米CISA、「Oracle EBS」関連など脆弱性7件を悪用リストに追加
「ウイルスバスター for Mac」の旧版に権限昇格の脆弱性
【特別企画】国内外専門家が集うインテリジェンスサミット - 非公開の最新脅威情報も