Symantecの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートがリリース
Symantecの法人向け製品において、意図しないライブラリファイルを読み込む脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートがリリースされている。
「Symantec IT Management Suite(ITMS)」「Symantec Ghost Solution Suite(GSS)」「Symantec Endpoint Virtualization(SEV)」において、検索パスの指定に問題があり、意図しないDLLファイルを読み込む脆弱性「CVE-2016-6590」が含まれていることが明らかとなったもの。重要度は、「高(High)」。
細工されたDLLファイルなどが設置された場合、システムの起動時などに読み込み、任意のコードを実行されるおそれがある。悪用は確認されていない。同社では脆弱性を修正した「ITMS 8.0 HF4」「GSS 3.1 MP4」「SEV 7.6 HF7」をリリースしている。
(Security NEXT - 2016/11/17 )
ツイート
PR
関連記事
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
