Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「e-Taxソフト」のメインテナンスが終了

「e-Taxソフト」のインストーラーに脆弱性「CVE-2016-4901」が見つかった問題で、国税庁はメインテナンスが終了したとして提供を再開した。

10月18日に同ソフトの提供を一時停止。その後、順次提供を再開していたが、同庁では10月28日にメンテナンスが完了したことを明らかにした。旧版のインストーラーを削除した上で、最新版のインストーラーを利用するよう呼びかけている。

ただし、メインテナンス終了後も「Windows Vista」に関しては、インストーラを起動するとエラーが発生するため、新規に同ソフトを導入して利用できないという。

(Security NEXT - 2016/11/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正