Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フィッシング報告、前月比1.8倍に - 類似文面を使い回し、攻撃拡大の可能性

8月にフィッシング対策協議会に寄せられたフィッシングの報告件数は801件で、前月を362件上回った。銀行を装ったフィッシングメールや詐欺サイトの増加が影響したという。

20160902_ph_001.jpg
フィッシング報告の推移(グラフ:フィ対協)

同協議会によると、8月に寄せられたフィッシングの報告件数は801件。前月の439件から362件の増加となった。

3000件に迫る件数を記録した2016年2月から減少傾向が続いていたが、6月に底打ちし、2カ月連続で増加した。

フィッシングサイトの誘導先に利用されたURLは492件だった。240件増と前月からほぼ倍の伸びを見せた。フィッシングに悪用されたブランドは23件で、前月を3件上回った。

8月は幅広い金融機関が標的となっている。報告を受けたフィッシングメールやフィッシングサイトを同協議会が確認したところ、類似の文面を使い回したフィッシングメールが使い回されていた。これまで標的となっていない金融機関に関しても、今後狙われる可能性がある。

また、クレジットカード会社やオンラインゲーム、プロバイダなどをかたるフィッシングメールも見つかっており、あわせて注意するよう同協議会では呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/09/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2016年3Qのフィッシング、3四半期連続で20万件超
2016年4Qのフィッシングは28万件超 - 過去2番目の規模
2017年1Qのフィッシングは34%減 - 国内でホストされたサイトが10倍超に
フィッシング攻撃、前四半期比4割減 - 約3年ぶりの低水準
減少傾向続いたフィッシング攻撃、増加に転じる
国内ホストのフィッシングサイトが大幅減 - 5分の1以下に
フィッシングに悪用されるブランドが増加、7年2カ月ぶりの高水準
フィッシング報告が2割減、URLは増加 - 短縮URLを悪用
約2割の企業がサイバー犯罪被害 - 国内では知財被害目立つ
2018年2Qのインシデント件数は減少 - サイト改ざんなどは増加