Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「UltraVNC repeater」の初期設定に脆弱性

VNCの通信を中継する「UltraVNC repeater」において、初期設定で利用した場合に脆弱性が存在するとして、セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

デフォルト設定において、接続先のIPアドレスやポートを制限していない脆弱性「CVE-2016-5673」が存在するもの。任意のホストへ接続させられるおそれがある。

開発者が、初期設定の内容を変更し、ポートの接続制限など機能を追加した「ultravnc_repeater_1300」をリリースしている。セキュリティ機関ではアップデートの実施や設定の更新など対策を呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/08/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響
「Chrome」にアップデート - 「WebGPU」「V8」の脆弱性を解消
SAP、月例パッチで脆弱性15件を修正 - 「クリティカル」も