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「UltraVNC repeater」の初期設定に脆弱性

VNCの通信を中継する「UltraVNC repeater」において、初期設定で利用した場合に脆弱性が存在するとして、セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

デフォルト設定において、接続先のIPアドレスやポートを制限していない脆弱性「CVE-2016-5673」が存在するもの。任意のホストへ接続させられるおそれがある。

開発者が、初期設定の内容を変更し、ポートの接続制限など機能を追加した「ultravnc_repeater_1300」をリリースしている。セキュリティ機関ではアップデートの実施や設定の更新など対策を呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/08/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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