ブラウザ「Chromodo」に脆弱性 - 問題解消まで使用停止を
Comodoが提供するウェブブラウザ「Chromodo」にあらたな脆弱性が見つかった。また旧バージョンのChromiumをベースとしており、セキュリティ機関では対策が講じられるまで利用を控えるようアナウンスしている。
同製品において、デフォルト設定では同一生成元ポリシーが無効化されており、クロスドメイン攻撃が可能となることが判明したもの。ウェブサイトを細工することで、ブラウザに表示しているドメインとは異なるドメインを表示できるという。
「同45.8.12.392」「同45.8.12.391」に影響があることがわかっているが、これ以前のバージョンでも脆弱性の影響を受ける可能性もある。
同脆弱性には回避方法があるものの、同ブラウザそのものが、脆弱性が明らかとなっている旧バージョンの「Chromium」をベースに開発されており、これら脆弱性が修正されるまで、使用停止を検討するようセキュリティ機関は注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2016/02/05 )
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