職員が住基台帳や課税台帳などデータ18万件を持出 - 西原村
熊本県西原村の職員が、住民基本台帳や課税台帳などの行政データを自宅のパソコンやハードディスクに保管していたことがわかった。現時点で外部流出は確認されていないという。
同村において行政情報の取り扱いについてチェックを行ったところ、職員が個人のハードディスクにデータをコピーし、自宅へ持ち出していたことが判明したもの。職員は、「業務のためとデータ分析への興味から収集した」と話しているという。
これまでの調査で、住民基本台帳や県村民税課税台帳、生活保護受給者名簿など住民の個人情報含むデータ18万件が持ち出されたことが判明した。外部流出は確認されていない。
同村では職員のパソコンとハードディスクを押収し、解析を行っている。今回の問題を受け、職員の意識向上やセキュリティ対策を講じる。
(Security NEXT - 2015/10/06 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
教員採用選考受検者の自己申告用紙が所在不明に - 新潟県
教育補助員が持ち出した課題プリントを紛失 - 都立高
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
患者画像など所在不明、調査で持出も判明 - 富山大病院
元従業員が顧客情報持ち出し、在職者も関与 - プルデンシャル生命
小学校で通知表所見含む私物USBメモリを紛失 - むかわ町
小学校と幼稚園で卒業証書台帳の紛失が判明 - 尼崎市
元社員に顧客情報を漏洩 転職時に持ち出しの疑いも - ジブラルタ生命
VPN経由で侵害、個人情報の流出を確認 - DTSグループのSIer
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金