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Chiyu Technology製の複数指紋認証入退室管理システムに脆弱性

Chiyu Technology製の指紋認証入退室管理システムに複数の脆弱性が含まれていることが判明した。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

同社の「BF-660C」「BF-630」「BF-630W」をはじめとする複数システムにクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2015-2870」や、認証機能が回避される脆弱性「CVE-2015-2871」などが含まれているとの指摘がでているもの。3機種以外も同様の影響を受けるおそれがあるという。

開発元であるChiyu Technologyでは特に対策情報などは公開しておらず、セキュリティ機関では注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/08/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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