Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ブルーコートのマルウェア解析アプライアンスに複数の脆弱性

ブルーコートシステムズの「Blue Coat Malware Analysis Appliance」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

同製品は、エミュレーションや仮想型のサンドボックスを備え、ネットワーク上のマルウェアを解析できるセキュリティアプライアンス。

セキュリティ機関によれば、同製品の検索ページに任意のスクリプトを実行させることが可能となるクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2015-0937」が存在するという。また、本来アクセスできないコンテンツへアクセスが可能となり、情報が漏洩する脆弱性「CVE-2015-0938」が含まれていた。

「同4.2.3.20150129-RELEASE」にて影響を受けることが確認されているが、他バージョンについても影響を受けるおそれがある。また「同4.2.4.20150312-RELEASE」については、一部修正されたとの情報があるが、セキュリティ機関では修正を確認していないという。

(Security NEXT - 2015/04/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「GitLab」のアカウント乗っ取る脆弱性、悪用が発生 - 米当局が注意喚起
開発言語「R」のデシリアライズ処理に脆弱性 - 修正版へ更新を
QNAP製NASやアドオンに脆弱性 - 旧アドバイザリも更新、影響大きい脆弱性を追加
「SonicWall GMS」に認証回避など複数の脆弱性 - アップデートが公開
4月のMS月例パッチで修正された脆弱性が攻撃の標的に - 米当局が注意喚起
Google、脆弱性2件を修正した「Chrome」のアップデートを公開
「ArubaOS」に深刻な脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ
AIアプリの構築に活用される「BentoML」に深刻な脆弱性
「WooCommerce」向けのカスタムフィールド追加プラグインにRCE脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 重要度「クリティカル」の脆弱性を解消