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ロート製薬の「株主倶楽部」登録株主にも勧誘メールや電話

ロート製薬は、株主向けメルマガ配信サービス「株主倶楽部」に登録された株主338人分の個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。

4月7日に株主から投資勧誘のメールや電話があったと連絡があり、情報流出の可能性が明らかになったというもの。4月9日時点でサービスに登録されているのは、株主338人の氏名や住所、電話番号、生年月日、メールアドレスなどで、これらの情報が何らかの原因で漏洩した可能性がある。

これまでもサンリオ、アルデプロ、トランスコスモス、ゴルフダイジェスト・オンラインなど、インベスター・ネットワークスの運営する株主向けウェブサービス「株主ポイント倶楽部」を導入している企業の株主に身に覚えのない勧誘のメールなどが届いている。

インベスター・ネットワークスでは、5社合計でのべ1万4667人の情報が漏洩した可能性があるとする一方、原因については調査中とし、同社経由の情報漏洩について判断を保留している。

(Security NEXT - 2015/04/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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