Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

オムロンの制御機器向けプログラマブルターミナルに複数の脆弱性

制御機器などで利用するオムロン製のプログラマブルターミナル「NSシリーズ」に、複数の脆弱性が含まれていることがわかった。

ICS-CERTのセキュリティアドバイザリによれば、「NSシリーズ」にクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性「CVE-2014-2369」やクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2014-2370」が含まれていることが判明したもの。

「NS15」「NS12」「NS10」「NS8」「NS5」におけるファームウェア「8.68」から「同8.1」にかけて脆弱性は存在しており、悪用されると機器の設定を変更されたり、重要情報の漏洩につながるおそれがあるという。

これら脆弱性に対し、米Omronでは、各製品向けに脆弱性を修正したファームウェア「同8.7」の提供を開始している。

(Security NEXT - 2014/07/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - 「V8」の脆弱性を解消
「IBM AIX」のNIM関連機能に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に深刻な脆弱性 - すでに攻撃も
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も