Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2014年2Q、前半2カ月に「DoS攻撃」急増 - JPCERT/CCレポート

JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は、2014年第2四半期に把握したインシデントの状況について取りまとめた。

同センターによれば、同四半期のインシデント件数は4260件。前四半期の4529件を下回った。一方、サイト管理者などに対応を依頼した調整件数は2134件で、前四半期の1989件から増加している。

20140711_jc_001.jpg
インシデントの打ち明け(グラフ:JPCERT/CC)

インシデント別に見ると、システムの弱点を探索する「スキャン」が1611件で前期に引き続き最多。全体の37.8%を占めた。しかし件数は前期の1719件には及んでいない。

次に多かったのは「ウェブサイト改ざん」で1123件。前期の1501件から25%減となり、全体に占める割合も33.1%から26.4%に後退した。

「フィッシングサイト」は509件、「マルウェアサイト」は194件で、いずれも前期よりわずかに減少。フィッシングサイトは、金融機関のサイトを装ったものが63.8%、オンラインゲームを装ったものが14.1%だった。特に6月半ばから、国内金融機関を標的にしたフィッシングサイトが増加しているという。

一方、目立った動きを見せたのが「DoS/DDoS」の増加。前期の23件から88件と3倍以上に急増した。なかでも4月に50件、5月に33件と集中している。6月は5件と沈静化したが、今後の動向が注目される。

(Security NEXT - 2014/07/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

JALのBEC被害、ビジネスパーソン認知度は25.4% - 「漫画村」は33.5%
「偽警告」「不正ログイン」の相談、減少するも依然多くの相談
2018年上半期の情報開示要請1576件、76%に対応 - LINE
2018年度上半期の個人情報事故報告は596件 - 特定個人情報は157件
上半期のサイバー犯罪検挙、4183件 - 仮想通貨の不正送金が大幅増
Pマーク、2017年度の事故報告は2399件 - 4件に1件は「メール誤送信」
アカウント情報の闇相場、「銀行口座」など高値 - 攻撃者はPWリスト攻撃目的で入手か
「ウイルス検出の偽警告」相談が2.7倍に - 「不正ログイン」関連も増加
2017年の個人情報漏洩は386件、想定損害賠償額は1914億円 - JNSAまとめ
2018年1Qの不正アクセス届出は11件、7件で被害 - 「不正ログイン」相談は52件