Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Apple、Mac OS Xのセキュリティ更新を公開 - 19件の脆弱性を解消

Appleは、複数の脆弱性を修正した最新アップデート「OS X Mavericks v10.9.4」および「Security Update 2014-003」の提供を開始した。

今回の更新は、19件の脆弱性の解消したほか、安定性や互換性の向上などを盛り込んだアップデート。

アプリケーションやプロセスの起動などを行うデーモン「launchd」やグラフィックドライバにおける複数の脆弱性を解消。またキーチェーンの脆弱性やTLS接続におけるDTLSメッセージの処理に存在する脆弱性を修正している。

さらにzipファイルの処理に、コードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2014-1370」を対処したほか、Thunderboltやドックにおける脆弱性を解消。また同社製ブラウザのアップデート「Safari 7.0.5」が含まれる。

(Security NEXT - 2014/07/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性
「IBM WebSphere Application Server」にRCE脆弱性 - 暫定パッチ公開
「MS Edge」にアップデート - 固有の脆弱性などにも対処