Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ビジネスプロセス管理ソフトウェア「Bizagi BPM Suite」に脆弱性

Bizagiが開発するビジネスプロセス管理ソフトウェア「Bizagi BPM Suite」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関が注意喚起を行っている。

同製品に、悪用されると任意のスクリプトを実行されるクロスサイトスクリプティングの脆弱性「CVE-2014-2947」や、データベースが改ざんされるSQLインジェクションの脆弱性「CVE-2014-2948」が含まれていることが判明したもの。以前のバージョンも影響を受けるという。

前者については、「同10.3」にて修正されており、SQLインジェクションの脆弱性に関しては、脆弱性を修正するホットフィクスが、「同10.3」および「同10.4」向けに提供されている。

今回の脆弱性が判明したことを受け、セキュリティ機関ではアップデートを実施するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2014/05/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応