衛星通信端末のファームウェアに脆弱性 - リモートからコード実行が可能
インマルサットサービス向けの衛星通信端末に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。リモートからコードを実行されるおそれがあるとしてセキュリティ機関が注意を呼びかけている。
脆弱性ポータルサイトのJVNによれば、問題の脆弱性は、GateHouseとHughes Network Systemsが共同で開発したファームウェアに存在すると見られている。アップデートや緩和策などの情報は公開されていない。
「Harris Corporation」「Hughes Network Systems」「Thuraya Telecommunications Company」の一部端末のほか、日本無線の端末「JUE-250」「JUE-500」なども影響を受ける。
認証情報がハードコードされているほか、認証の不具合があるため、脆弱性を悪用されると、遠隔からログインされたり、任意のコードを実行されるおそれがある。
(Security NEXT - 2014/02/04 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目
