Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アプリ制御を実現した「Trend Micro Mobile Security」最新版

トレンドマイクロは、企業向けモバイルデバイスのセキュリティ対策ソフト最新版「Trend Micro Mobile Security 9.0」を発表した。9月5日より出荷を開始する。

同製品は、スマートデバイス向けセキュリティ対策ソフト。端末内のデータ消去や端末位置検索、カメラやBluetoothの使用制限、不正アプリ検索や不正サイトへのアクセス防止など、MDMとセキュリティ対策を実現する。

最新版では、従来から提供していたオンプレミス型にくわえ、クラウド上の通信用サーバ「クラウドコミュニケーションサーバ」を経由してデバイスの運用管理が可能なクラウド型を提供。管理サーバや通信用サーバを独自に設置せずに、端末情報を管理できる。

また同社のクラウド型アプリ評価サービス「Trend Micro Mobile App Reputation」と連携したアプリケーションコントロールを実現。

ゲームやSNS、アダルトなどカテゴリに応じて、アプリのインストールや起動の許可/不許可を一括設定できる。さらに、インストールしたアプリのプライバシーリスクを利用者自身でチェックできる機能も搭載した。

250から499アカウントを導入する場合の価格は、スタンダード版が3265円/アカウント。アドバンス版が6531円/アカウント。2年目以降の更新料は、新規価格の50%となる。

(Security NEXT - 2013/08/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意