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スマートデバイス専門のセキュリティベンダー「Lookout」が日本へ上陸

スマートデバイス向けにセキュリティ対策ソフトを提供している米Lookoutは、日本法人を立ち上げ、日本国内での本格展開に向けて準備を進めている。

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国際製品担当ディレクターの阿久津みか氏(画面左)と広報ディレクターのAlicia Divittorio氏(同右)

同社は、2007年に3名のセキュリティ研究者が創業したセキュリティベンダー。スマートデバイス向けにセキュリティ対策ソフトを提供しており、メインとなるAndroid版では、ウイルス対策や不正サイトのブロック、バックアップ、紛失時の端末探索機能などを装備。アプリは12言語170カ国に配信しており、ユーザー数は3000万人を越えている。

1年前の2012年2月に日本語にも対応。日本市場向けに目立ったマーケティング活動は展開してこなかったが、すでに100万人以上が利用する人気ソフトへ成長した。

同社が従来のセキュリティベンダーと大きく異なる点は、スマートデバイスに特化した事業モデルであること。パソコン向けにセキュリティ対策ソフトを提供していない「ポストPC」のセキュリティベンダーだ。創業5年で従業員の年齢層も若く、ユーザーの要望へ柔軟に応えるフットワークの軽さを強みとしている。

これまでも社内でハッカソンを開催し、複数のユーティリティツールを開発してきた。ルートを奪取する「DroidDream」が登場した際、すぐに無償で提供した駆除ツール「DroidDream Cleaner」もその成果のひとつ。同社では、こうしたツールへの反応を見ながら、メインプロダクトへの機能強化を進めている。

また同社では、基本機能を利用できる無償版と、全機能を利用できる有償のプレミアム版を提供しているが、ユーザーに対して有償版の購入を求める警告表示を行わない。セキュリティ上の脅威について客観的な情報を提供し、判断をユーザーにゆだねることを「こだわり」としている。

日本国内のAndroidユーザーに対する印象は、「他国に比べ感染率が低いにも関わらず、セキュリティ対策に熱心」。同社ソフトに対する評価やフィードバックなど積極的で関心も高いという。今後同社では、日本国内の利用者がアプリを安心して利用できるよう、サポート体制の構築など足固めを進めていく。

(Security NEXT - 2013/02/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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